【2008.2.2】介護保険制度学習会

2008年2月3日 14時37分 | カテゴリー: 活動報告

gakushukai080202応援団総会の後、大阪大学大学院人間科学研究科准教授の斉藤弥生さんをお迎えし、介護保険制度をテーマに問題提起と意見交換をしました。
論点として、
1.改正介護保険法は、制度導入時の理念「契約の制度」「選択の自由」を忘れかけている。今回の改革は行財政改革の一部として実施された印象が強い。
2.要介護高齢者数を減らすのは簡単で、認定をしなければいい。介護費用支出を減らすのも簡単で、サービス利用を介護保険の対象にしなければいい。しかし、確実に要介護高齢者数は増えていて、介護ニーズは存在している。
3.必要なときに必要な介護サービスという契約に基づいて介護保険制度が成り立つ。このままでは制度のそのものの存続も危うい。たとえば家事援助サービスは2割自己負担という選択肢もありうる。
4.一番の心配は、介護保険制度への関心が低くなっている現状である。社会保障制度にとって一番の敵は無関心。どのような介護保障の将来図を描くのか、議論していかなければならない。