【2014.6.30】屋外広告物研究会に参加

 今日の午後、大津市の滋賀県庁の会議室で開催された 屋外広告物研究会に参加しました。
 初めての参加でした。

 今回は、滋賀県と大津市の取り組みを発表されるとのことで 滋賀県内の市がたくさん参加されていました。
 滋賀県は、県内の自治体がそれぞれ景観に関する基準や条例を定めているが 琵琶湖を囲む滋賀県全体として、共通の基準を定めたい、 そして、景観行政がスロースターターの自治体の底上げを図りたい という考えを持っているようでした。

 ちょうど豊中市の方も来られていて たとえばモノレールのラッピングデザインが、 豊中だったらだめだけれど吹田だったらOKとか というように、同じものが複数の自治体内を移動している場合 自治体間で基準が違うと困りますよね、 という話も出ました。

一方、看板などを製作されている事業者さんからは 景観に配慮して・・・ということで、茶色ばっかりの看板、街並みになってもいいのだろうか もっとにぎやかな色の街並みのほうが楽しいのではないか というような意見も出ました。
たしかに、京都市内のコンビニが京都仕様の色使いをしていますが そのままの色使いで吹田市内でも、他の自治体でも設置していくとすると そのコンビニのもともとのカラーデザイン、企業コンセプトはあってなしがごときになるのではないか? と、私も考えました。

 京都らしさ、あるいは他の自治体らしさ、はどうなるのかな?と。 研究会の最初に研究会代表の高橋さんが話されました。
 「地域の魅力は看板から」 「魅力尺度は、きれいだけでなく、文化もある」 その自治体らしさ、そのまちらしさ 自治体の魅力、まちの魅力 文化と密接に関係していると思いました。