【2014.11.19】議会改革は遅々として進む
今日は10時から13時まで議会改革特別委員会でした。
数点、これまで継続で協議してきたことについて、今日も再度、委員間協議を行いました。
一つ決まったのは、
すいた市民自治が提案させていただいている議案や議案参考資料等のインターネット公開について、
可能なところからインターネットに公開してもらい(データをもっているのは市長部局や水道部なので)議会のHPからリンクできるようにしていただきたい
ということを議会運営委員会に委員長から説明していただき
議長名で市長あてに要望をすることが決まりました。
政務活動費の使途基準(案分率)については、現在2分の1で限度額があるものを3分の1にして限度額も引き下げる案が提案され、委員からは、その提案で賛成、提案よりは厳しくしてもよいと思うが、とりあえず全員合意できるのであれば提案に賛成、まだ会派内で議論できていないので持ち帰りたい、という意見が出て、
次回、できるだけ早く委員会を開いて、各会派の意見を持ち寄り、合意を得られるようにしたいということになりました。
議会報告会は、作業部会からある程度具体的な提案をさせてもらいました。
その案を踏まえて、開催に賛成か、反対か、賛成の場合、今任期中に開催するのか、しないのか、ということについて意見を出し合いました。
開催に賛成だが今任期中に開催するのは難しいという意見と
積極的賛成ではないが、開催することに決まるのであれば賛成であるという意見
議員で開催しているので開催する必要はないという意見
(議員報告会と議会報告会は違うということは、分かっておられるのかどうか不明)
があり、今後も協議することになりました。
委員会のインターネット放映については、提案会派から現在の状況の報告があり
4つの委員会室に2個ずつ天井に固定カメラを設置し、放映するための予算的には
当初に600万円、ランニングコストとして200万円ぐらいかかるとの話がでました。
具体の内容について、さらに提案してくださるとのことでした。
行政視察の旅費の実費精算については、私のほうから提案していますが、
旅費のうち、できるところからということで宿泊費が実費精算できるのではないかと考えていたが
1泊2食付きの宿泊費ではなく、ビジネスホテルでは1泊朝食付きの宿泊費になるので、夕食費については、どのように計算しているのか、すでに実費精算方式にしている自治体の情報を調査して、再度、提案したいので、保留させていただきました。
後ろ向きの保留ではなく、実際に進めていくためには、実際の事務を考えながら組み立てておかなければならないと思いますので、前向きに進むための保留とさせてもらいました。
ということで、「遅々として進まず」と思われる方も多いかもしれませんが、
議員個人、また会派でいろんな意見がある中で、議会全体として改革を進めていくためには、
「遅々として進む」ことで、どこかの時点で律速段階(一挙に進むとき)になると思うので、
しっかり話し合いを進めていきたいと思います。